賃貸物件の退去時に立ち合いが必要な理由とは
2024/11/03
賃貸物件を退去する際は、大家さんや管理会社の方が立ち合って部屋の状態を確認する作業が必要です。
なぜ立ち合いが必要なのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、賃貸物件の退去時に立ち合いが必要な理由について解説します。
退去時に立ち合いが必要な理由とは
修繕費を誰が負担するのか決めるため
立ち合いでは、部屋に傷や汚れがないか、設備や備品が正常に動作するかなどをチェックします。
もし、退去前に生じた損傷や故障があれば、その原因や程度によって修繕費を借主か貸主かで分担します。
その場で双方が納得できる金額を決めることで、後のトラブルを防ぐことが可能です。
敷金を返還するため
立ち合い時に、敷金の返還額も確定します。
退去時に発生する修繕費や清掃費、未払いの家賃や共益費などを差し引いた残額が返還される仕組みです。
立ち合いで部屋の状態や支払いの状況を確認し、敷金の内訳を明確にすることで、返還額に関するトラブルを防ぐことができます。
トラブルを防止するため
立ち合い時には、部屋の鍵の返却やメーターの検針を行います。
これらは、退去後の不正利用や請求を防ぐために重要です。
また、立ち合い時に連絡先や転居先などを交換したり、必要な書類や領収書を受け取ったりします。
まとめ
退去時に立ち合いが必要な理由は、主に以下の3つです。
・修繕費を誰が負担するのかを決めるため
・敷金を返還するため
・トラブルを防止するため
立ち合いは、借主と貸主が安心して退去手続きを進めるために必要です。
退去時の立ち会いで状態の確認することで、トラブルの回避につながりますよ。
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